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2013/02/27

自分だけ。。。

エジプト気球事故 操縦士、消火せず脱出…客残し真っ先に

エジプト南部ルクソールで熱気球が爆発・墜落し日本人4人を含む外国人19人が死亡した事故で、エジプト人の操縦士が消火活動に当たらず、観光客を残したまま真っ先に飛び降りていたことが26日分かった。AP通信などが伝えた。検察当局も捜査に乗り出すとしており、操縦士や運航会社の刑事責任が問われる可能性がある。同国は専門家らで作る事故調査チームを設置し、事故原因を特定する
 事故では、気球が着陸する直前にガスボンベ周辺から火の手が上がり、急上昇した後に爆発し墜落したとされる。
 中東の衛星テレビ局アルジャジーラが放映した、別の気球に乗っていた人が撮影した事故当時の映像では、気球は小規模な爆発で制御不能となり、黒煙を上げながら上昇。さらに大きな爆発音とともに風船部分が一気にしぼみ落下した。
 操縦士は早い段階で脱出。気球には観光客らだけが残され、中には赤ん坊を抱えた母親もいたという。犠牲者には飛び降りた人のほか、火に包まれて死亡した人もいるとみられる。
 今回の事故について、熱気球の操縦士経験がある日本の専門家は「ボンベのバルブを閉めて火の拡大を防ぎ、気球の空気を抜いて着陸操作に入るのが常識」と指摘した上で、「飛び降りると気球が軽くなって上昇し、残された人が助かる道がなくなる。乗客を落ち着かせて着陸させるのが操縦士の役割だ」と話した。

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